デベロッパー 3: 文法開発 アトムを使った開発
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Step3:Grammar Development

Step 3: 文法開発

文法開発は、聴き取る語彙および語彙パターンを音声認識装置が特定するプロセスです。 また、自然言語理解ユニットは、 認識されたテキストを発話の意味したところである意味表示に変換する際に 意味注釈をともなう文法を使用します。

文法は、互換性のある様々なフォーマットに対応します。 これらフォーマットは文脈自由文法を共通とします。 アトム 音声SDKは各文法フォーマットをサポートします。

文法ライティングは、収集した自然発話言語と文法を一致させる反復作業です。 文法と発話がまったく、もしくは部分的に一致しない場合は文法ルールを改定し、 収集した発話がすべて文法に一致するようにします。

文法開発について詳しくは、 文法開発の ページをご参照ください。

文法開発のツール:

アプリケーションの開発者は アトム ボイスツールキット内のツールを使い、 step 1:データ収集 で製作したログファイルから 発話を取り出すことができます。
ログファイル内の文字カウント、ログファイル内容に対するテスト文法、 カバレージを求めることが可能です。

認識されたテキストを意味表現に変換するため、 文法に意味的注釈が加える必要があることがあります。

文法開発の結果:

文法開発の結果として、ひとつあるいは複数の文法ファイルが生成されます。 文法ファイルは step 4:ダイアログ開発 のダイアログスクリプトに対応します。 音声認識のため、開発した文法を N-Gram モデルに変換することもできます。

スタンダードおよび専用拡張

文法開発のサポートスタンダードとAPI:

ECMA スクリプトコンパクトフレームワーク
ECMAスクリプトコンパクトフレームワークは、 文法の意味解釈部分を特定するのに使用します。
JSGF (Java Speech Grammar Format)
JSGFは文法を表記できるフォーマットのひとつです。
SISR (Semantic Interpretation for Speech Recognition)
SISR は 文法に注釈を加えることのできるフォーマットです。
SRGS(Speech Recognition Grammar Specification)
SRGSは 文法を表記できるフォーマットのひとつです。 XMLとABNFがサポートされます。

専用拡張:

以下の専用拡張で文脈自由文法と意味的ウェブスタンダード RDFSの表記を組み合わせることができます。

RDFS文法注釈
SISRに加え、RDFSの文法注釈もサポートされます。
意味文法
意味文法の終端記号はRDFSで注釈を加えることができます。 これによって意味文法をコンパイルチェックできます。 このプロセスはXMLスキーマやDTDを使ったXMLマークアップチェックと類似しています。
スキーマプロセッサがスキーマ障害を提示するように、 グラマープロセッサはRDFSスペックに障害が発生した際にそれを提示します。 特に大きな文法を開発する際、これで開発に要する時間が短縮されます。